備忘録その8-3ヶ月検診から終了へ
3ヶ月検診、滞りなく終わりました。
傷もほとんど見えなくなって(ちょっと赤い筋があるくらい)、普段は痛みもありません。時々、チクッと引きつるような感じはあるけど、まぁお腹の中を切ったんだからそう簡単には治らないしね。時間が経てば解決するでしょうってことで、診察も今日で終わり。おつかれさまでした〜!

どんな手術もリスクはあるけど、私はやってよかったって思ってます。
お腹の違和感や重たさが消えたのも良かったけど、何よりも毎月の生理がないって、こんなに素晴らしいことだったんだ!って(笑)
人によっては重大な決断かもしれないからオススメはできないけど(そもそも手術するような状況にするなって話ですが)、婦人科に限らず「あれ?」って感じたら、早めにお医者さんに行くのが何よりも大事だなって痛感した出来事だったのでした。
2018/01/19 12:50 | 固定リンク | 日常のできごと
備忘録その7-1ヶ月検診
今日、一ヶ月検診に行ってきました。
経過は良好で、傷も綺麗になっているそうです(中は自分では見られないw)
ただ時々、お腹の中がチクチクしたり重かったりするんですが、身体の中の傷は乾かないから治りが遅いそうなので…今年いっぱいくらいは仕方ないって諦めて、無理しないで過ごそうと思います。

取り出した筋腫の細胞検査もしてもらっていたんですが、こちらも良性で問題なし。改めて写真をチラッと見せてもらったんですが、よくもまぁこんなものを大事にお腹の中で育ててたなぁと思います(笑)
本当なら開腹になっても仕方がない大きさだったのに、最後まで腹腔鏡で処置してくださった先生の技術に感謝ですよ、ほんと。だって半年間小さくするために注射したはずなのに、取り出した子宮は直径10cm超えてて、重さも800gほどだったんですよ。
デカすぎだろ!!
本物は見られなかったんですが(手術後すぐに病理検査にまわしちゃったので)、手術の進行状況と一緒に画像保存してくれていたので、モニター越しに写真を撮らせてもらいました。記念っていうか、いちおう自分の一部だったものでもあるので、ずっと手元に置いておこうと思います。
写真、参考っていうか、子宮筋腫の怖さを知ってもらうためにブログに載せようかなとも思ったんですが、なんというか…グロ画像に近いっていうか…肉の塊ってかレバー?(^^;)なので、今回はやめておこうかなと。
見てみたい!って人も……まぁいないだろうしね(笑)

次は三ヶ月検診。
それまでにお腹のチクチク、治ればいいなぁ…。
2017/10/02 12:52 | 固定リンク | 日常のできごと
備忘録その6-術後2日目から退院
術後一日目の夜の発熱は手術後にはよくあることで、傷を治すために身体がフル稼働しているために熱が出るそうです。
よかった、張り切りすぎた所為じゃなくて(笑)
二日目の朝になって点滴が外れ、傷の具合も良好とのことで、シャワーの許可が出ました。院内にいるだけなのでそれほど汚れているわけでも、汗をかいていたわけでもないのに、シャワーを浴びて髪を洗ったら、信じられないほどスッキリ元気になりました。清潔にするって、気持ちにも影響あるのね~。
気持ちも新たに院内の徘徊もといリハビリを開始すると、同じように廊下を歩いている患者さんお二人から「元気になってよかったわね」って声をかけられました。私は覚えてなかったんだけど、二人ともリハビリ中に廊下で何度かすれ違った私を見て「真っ白な顔でよろよろ歩いてたから、大丈夫かしらって心配してた」そうで。何度もすれ違っていながらお顔を全く覚えてない辺りからも、私の一日目のフラフラ度が伺えますな。本当に、ご心配おかけしました(笑)
でもそのお二人の方が、実は私より重篤(子宮頸がん)だったんですけどね…治療、上手くいってるといいなぁ。

二日目の昼からは、食事もほぼ通常食になりました。ただ血圧のこともあるので、味は減塩の薄い味でしたけどね。
夜には傷口の大きな絆創膏も外してもらい、小さなテープだけになりました。そこで改めて傷をまじまじと見てみたんですが、幅8mm~1cm程度の切り傷が四箇所とおへその中に一箇所、ここから管を中に入れて手術したのか~って思うと、恐ろしいやら感心するやら。医学ってすごい。
その後は、退院するまで同じ行動の繰り返しでした。ただ、どんどん痛みは少なくなっていくし、歩くのも疲れなくなってくるしで病室の暮らしに飽きてきた頃、ようやく退院の許可がおりました。
やっと自由の身だーーー!!
とはいえ、傷が完全にふさがったわけではないので、まだいろいろ制限はかけられてますが(注意事項を書いたプリントを渡された)、病院と家とじゃ気分が全然違いますからね!
ご飯を食べて帰り支度をしながら「ひよっこ」を見ていたら、あっという間に支度終了。先生や看護師さんにご挨拶をし、一週間弱お世話になった病棟を後にしたのでした。

まだ、もうちょっとだけ続くんじゃ。
2017/09/21 22:23 | 固定リンク | 日常のできごと
備忘録その5-術後1日目
体験談とか読むと、手術直後は痛みや麻酔の副作用の吐き気で一晩中苦しかったって人が多かったけど、私は全くそんなことはなかったです。でもまぁ、2時間おきに夜中に起こされ血圧と体温と脈を計られるので、あんまり寝られなかったのは確かだけど。

そんなこんなで手術後一日目、朝から立ち上がってトイレに行けるか確認。まず血栓防止の機械を外してもらい、ゆっくりとですがちゃんと歩けたので尿管も抜いてもらいました。
やっと人間に戻った気分w
ここで、今まで着ていた手術着から寝巻きに着替えたんですが、看護師さんに手伝ってもらいながら(まだ点滴が着いてるし)お腹の傷跡をちらっと見てみました。
おへそと下腹部に四箇所、大きな絆創膏が貼られてたので傷は見えなかったんですけど、内出血を起こしてるのでどこの傷も周りが真っ青。つまりお腹全体が真っ青(ひえー!)
これ、消えるかなぁとちょっと不安になりましたよ。
身体を拭いてもらい(手が届くとこは自分で拭きました)、パンツを履かせてもらって(尿管があったし、傷をすぐ確認できるようにってことでT字帯っていうおむつみたいなのつけてた)起き上がると、すぐに歩く訓練開始。
歩けば歩くほど早く治りますよ、頑張りましょうね!ということなので、廊下を歩いてみたんですが、お腹に力が入らないのですぐ疲れるし、なにより歩くと振動でお腹が痛い…。
あと腹腔鏡手術では、お腹の中に炭酸ガスを入れ空間を作って手術するんですが、そのガスは処置後に抜いてくれるそうなんですが、どうしてもいくらかは体内に残るんだそうです。で、そのガスは体内に吸収されたり、おならとして外へ出て行くらしいんですが、横隔膜を刺激して走った後みぞおちが痛くなるのと同じような症状や強い肩こりが起きることがあるそうなんです。
で、まぁ私の場合は肩こりが出ました。強い筋肉痛みたいな肩こりで、それとお腹のシクシクする痛みををこらえながら歩くので、もう完全に動きがゾンビ。ウォーキングデッド。
でも歩いてると、だんだん肩の痛みが治まってきたし、歩けば歩くほど治りが早いですよーって言われてたので、できる限りゾンビのように病棟の廊下を徘徊してました。

そして夜、張り切りすぎて熱を出しました(子供か)
2017/09/20 22:47 | 固定リンク | 日常のできごと
備忘録その4-再入院と手術
8月30日、再度入院。
前回と同じく下剤を飲まされ、お腹を空っぽに。それから内診&血液検査と、前と同じ流れです。
ただ今回は内科の先生が診察に来てくれて、血圧を改めて測り問題ないと太鼓判を押してくれました。手術は正直嫌だけど、これ以上延ばされるのはもっと嫌なので一安心(ん?)

8月31日、手術当日。
朝から手術着に着替え、時間になると看護師さんが迎えに来てくれました。で、歩いて手術室へ。
手術室入り口で両親と別れ中に入ると、さらに奥に自動ドアがあって、手前は待合室のように長椅子が置いてありました。そこにはすでに年配の男性が座ってて、自動ドアの向こうからベッドと手術室の看護師さんが出てきて名前を確認し、まずはおじさんが先に手術室へ。奥にたくさん手術室があるんですよー!
しばらくすると自動ドアから看護師さん3人がベッドを押して出てきて、名前と生年月日の確認。ベッドに寝てくださいっていうので階段(ベッドに階段がついてるの!)を登って仰向けになると、そのままガラガラと手術室へ移動しました。
おおーっ!こういう場面、医療ドラマで見たことある! うわぁ!ライトがいっぱい!本当の手術室だー!!
こんな体験めったにできないですからねー。いつか創作の役に立つかもだから覚えておこう!とオタク丸出しなこと考えてる間も、看護師さんがテキパキと心電図やら酸素量計測器やらを取り付けていきます。
「それじゃ点滴の針を刺しますね。手術中、痛いのはこれだけですからねー」と言いながら針を上手に刺す看護師さん。さすが、慣れてらっしゃる(笑)
「固定しますねー。じゃあ麻酔をいれていきますねー」とスムーズな流れ作業で、ちょっと頭がぼんやりしてきたなーと思ったところで、口に酸素マスクを着けられました。
「それじゃあ酸素と一緒に麻酔が出てくるので、ゆっくり三回深呼吸してください」
うなずいて一回深呼吸したとこでブラックアウト。のび太くんかよ(笑)

気がついたらベッドの上で、廊下をガラガラ移動してるとこでした。母親によると手術は5時間くらいだったそうです。普通は3時間くらいらしいので、ちょっと長かったかも。
意識が戻って看護師さんに「大丈夫ですか?」って声をかけられ、私が返したのは「お腹が空きました…」だったので、看護師さんに「はやっ!」って笑われました。
いやだって、お腹鳴ったんだもん!w
病室に戻っても酸素マスクはしばらく外せないし、血栓防止の機械が足に着いてるし、点滴やら尿管やら着いてるしでサイボーグみたいでしたが、人生初の手術はどうにか無事に終わりました。
麻酔が切れたら吐き気とか寒気が起きることがあるって聞いてたんですが、そんなことはまったくなくて、傷が多少痛むかなーってくらい。でもそれも点滴で痛み止めを入れてもらったので、動けないことを除けばそれほど辛くはなかったです。
ただ夜中、2時間おきに脈拍や血圧を測りに看護師さんが来るので、まともに眠れなかったってのと、ご飯が食べられなかったってのが辛いといえば辛かったかも(笑)

そういえば目が覚める前の夢の中で、川のほとりみたいなとこで薄紅色の花を見てたんですよ。そしたら誰かに名前を呼ばれて振り返ったとこで目が覚めて、呼んでいたのが看護師さんだって気がついたんです。
あの川って、やっぱ三途の川だったのかなぁ…。
2017/09/19 23:18 | 固定リンク | 日常のできごと